大阪市立大正北中学校人違い暴行事件

 大阪市立中学校の教諭が1999年、外部から生徒の姓のみを名指しした苦情電話が入ったことで、同姓の生徒が複数いるにもかかわらず、同姓の無関係の生徒を「犯人」と決めつけて、人違いで一方的に暴力を加えた事件。

事件概要

大阪市大正区の大阪市立大正北中学校に1999年7月15日朝、生徒の姓のみを名指しして「近所で花火遊びなどをしているのでやめさせてほしい」と、近所の住民から苦情電話が入った。

この学校には、名指しされた姓と同じ姓の生徒が複数人在籍していた。同日の1時限目終了後の休み時間、名指しされた姓と同じ姓の1人の女子生徒を、生活指導主任の男性教諭・S(43)が見つけた。男性教諭はその生徒を一方的に「犯人」と決めつけて別室に連れ込んだ。

Sは、生徒が無関係と主張していることを「言い訳」と決めつけて逆上し、殴る蹴るなどの暴行を執拗に加えた。

苦情電話で指摘された内容に、この女子生徒は関与していなかった。

大阪市教育委員会は1999年8月3日、Sを停職3ヶ月の懲戒処分にした。