福岡市立中学校「葬式ごっこ」いじめ事件

福岡市立長尾中学校で1991年、男性教諭が担任クラスで、「ある生徒の健康診断の結果が思わしくなかった」として、クラスで「葬式ごっこ」いじめを主導した事件。

事件の経過

福岡市城南区の福岡市立長尾中学校で3年生を担任していた男性教諭(25)は1991年6月15日のホームルームで、「健康診断で尿の再検査が必要とされた」として男子生徒を教室で名指しし、再検査に必要な用紙を職員室に取りに行くよう指示した。

男子生徒が用紙を取りに行ったすきに教諭は、教室の黒板に「○○君を送る会」などと書いた。さらに、ほかの生徒に対して「葬式ごっこをする。悲しそうな顔や泣きまね・合掌などをしろ。笑いたくなったら机に伏せろ」などと発言した。

生徒が教室に戻ってくると、教師は「お前は先が長くない」などと発言し、「葬式ごっこ」が始まった。

大半の生徒が一緒になって「葬式ごっこ」に加勢し、泣きまねや合掌などをした生徒もいた。さらに「(被害生徒の)思い出話をしよう」と発言した生徒に対し、教師は「まず(思い出話をしようと提案した生徒)から思い出話をするように」などと発言して「葬式ごっこ」を主導した。

いたたまれなくなった生徒は教室を飛び出した。後日、生徒の保護者が学校に抗議して事件が発覚した。