大阪府美原町立中学校「体罰」傷害事件

大阪府美原町(現・堺市美原区)の町立中学校で1998年、担任教諭が生徒4人を殴りつけ、うち一人に脳内出血の重傷を負わせた事件。

事件の経過

美原町立さつき野中学校で1998年12月15日、2年生を担任していた教諭・F(37)は「受け持ちのクラスの男子生徒4人が自習の指示に従わなかった」として、生徒4人を生徒相談室に呼び出した。

Fは4人に対し、室内にあった木の棒や素手で、4人を執拗に殴る蹴るなどした。Fの暴行で、1人の男子生徒が脳内出血を発症、体のマヒや失語状態などの症状が現れて入院加療を余儀なくされる重傷を負った。

ほかの3人の生徒についても、打撲傷などの軽傷を負った。

事件後の美原町教委や大阪府教委の調査で、Fは1992年6月~1998年10月にかけて合計6件の「体罰」事件をほかに起こしていたことが発覚した。

大阪府教育委員会は1999年3月30日、Fを停職3ヶ月の処分にした。