北海道名寄農業高校「指導死」事件

北海道名寄農業高校で1999年11月、2年生の男子生徒が、生徒寮で教師から殴られた翌日に自殺した事件。

事件概要

北海道名寄市の北海道名寄農業高校2年生だった男子生徒は1999年11月、同月下旬に予定されていた学習研究発表会に向けて、畜産担当の男性教諭(33)の指導を受けながら発表用の課題研究をまとめていた。

1999年11月26日夜、男子生徒は教諭とともに、校内の生徒寮で課題をまとめる作業をおこなっていた。その際に生徒が「テレビを見た」などとして、教諭はこの生徒を複数回殴りつけた。

翌11月27日も朝から昼にかけて、生徒は教諭とともに課題をまとめていた。生徒は昼食のために休憩したのち、同日午後1時20分頃に寮内で首をつっているところを発見された。遺書などはなかったという。

学校側は教諭の「体罰」は認めたものの、自殺との因果関係については「分からない」とした。またこの教諭は別の生徒にも日常的に「体罰」を加えていたことも判明し、学校側は事件後教諭を謹慎させた。

北海道教育委員会は2000年3月、この教諭を減給2ヶ月の懲戒処分にした。