社会科教科書問題

教科書問題に関連する資料を、社会科(特に歴史・公民)を中心に取り上げる。

社会科教科書については、歴史や政治などの一方的な認識を押しつけようとする勢力からしばしば標的にされ、教科書の記述がやり玉に挙げられたり、一方的な歴史認識を示す教科書が発行されることがある。

育鵬社・極右教科書採択問題

中学校社会科歴史・公民教科書では2000年代以降、歴史修正主義的な勢力が作成した「新しい歴史教科書をつくる会」発行の扶桑社版の採択が問題になった。

「つくる会」はその後、内紛で分裂した。当時の「つくる会」反主流派が日本会議と結びついて新たに結成した「日本教育再生機構」を結成した。2010年代になると、同機構が母体となって発行する育鵬社版教科書が、極右的な主張を掲げる政治家や一部教育委員に食い込む形で一定の勢力を持つようになった。一方で当時の「つくる会」主流派も自由社から教科書を発行し続けている。

  • 八重山教科書問題 – 当時の沖縄県八重山教科書採択地区で、2011年度の中学校社会科教科書採択(2012年度以降使用)をめぐって発生した問題。

高校日本史教科書:実教出版採択拒否問題

高校教科書でも、実教出版の高校日本史教科書(2012~16年版)について、国旗国歌法の記述が気に入らないとして、複数の教育委員会が学校からの採択申請を拒否したり、採択そのものは認めても教育委員会作成の特別な資料を使わせる・詳細な授業計画の提出を求める・当該単元の授業の際には管理職立ち会いを求めるなどの条件をつける事例があった。

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