滝川高校いじめ自殺事件

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兵庫県神戸市の私立滝川高校で2007年、当時3年の男子生徒がいじめを苦にして自殺した事件。加害生徒が逮捕されるなどした。学校側の隠蔽も問題になった。

経過

滝川高校3年の男子生徒は2007年7月3日、授業中に「トイレに行く」と申し出て、校舎から飛び降り自殺した。加害者5人を名指しし、金品の恐喝などのいじめを受けたと訴える遺書が残されていた。

学校側は事件発覚後、同級生から聴き取りをおこなった。金銭の要求や使い走りなどの証言は得られたものの、「いじめはない」として扱い、兵庫県にもそのように報告していた。

兵庫県警少年捜査課と須磨署は2007年9月17日、遺書で名指しされたいじめ加害者の男子生徒1人を恐喝容疑で逮捕した。さらに同9月25日には別の男子生徒2人が、同10月29日には男子生徒1人が逮捕された。事件での逮捕者は計4人となった。

学校側は1人目の生徒逮捕を受け、一転していじめがあったことを認めた。

金銭数十万円の要求のほか、被害生徒の裸の写真が「学校裏サイト」に掲載されたこと、髪の毛を無理やりモヒカンにされたこと、カバンの中に紙粘土を入れられたこと、などが指摘された。学校側は、生徒の自殺の約1年前からいじめに気づいていたが放置していたとも指摘された。

加害生徒は「少年院送致相当」とする意見を付された上で家裁送致処分となっている。