いじめ事件関連年表(2024年7月~)

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いじめ事件に関する出来事を年表形式でまとめています。

~1979年) - (1980~89年) - (1990~99年) - (2000~09年) - (2010~14年) - (2015~16年) - (2017年) - (2018年) - (2019年) - (2020年) - (2021年) - (2022年) - (2023年1-6月) - (2023年7-12月) - (2024年1-6月) - (2024年7月-

2024年

2024年7月

2024年7月4日 福岡県大野城市教育委員会は、市立小学校でいじめがあり長期間欠席した事案について、いじめ「重大事態」として調査することを決めた。

2024年7月5日 「札幌市立中学校1年だった女子生徒が2021年に自殺したのは、市立小学校に通っていた当時からの継続したいじめが原因で、学校側は適切な対応をしなかった」として、被害生徒の両親が札幌市を相手取り約6500万円の損害賠償を求めて札幌地裁に提訴。

2024年7月12日 新潟県上越市立小学校で2023年3月、卒業を目前に控えていた6年児童へのいじめがあったが、同年度末に他校に転任した担任教諭が異動の際の資料整理として聴き取りメモを廃棄したなどの不適切対応をおこない、中学校側に引き継がれず、進学した中学校でもいじめが継続し不登校になっていたことがわかった。

2024年7月16日 「兵庫県芦屋市立小学校4年だった当時にいじめを受け、転校を余儀なくされた。学校側の対応が十分ではなかった」として、被害児童側が芦屋市を相手取り、神戸地裁に提訴。

2024年7月18日 宮城県名取市立中学校で特別支援学級に通っていた生徒がいじめを苦にして自殺未遂をおこない、第三者委員会が調査していることがわかった。生徒の保護者は、調査への不信感を訴え、委員の交代を求めている。

2024年7月23日 茨城県水戸市の私立水戸英宏中学校で、2024年3月卒業の学年の女子生徒がいじめを受け不登校になった問題で、この生徒のほかにも同学年の女子生徒2人、男子生徒1人がいじめを訴えて転校したり、不登校になっていたことがわかった。同校は1学年1学級の学校だという。

2024年7月27日 南アフリカ・ケープタウンの学校で、黒人生徒少なくとも2人が檻に閉じ込められ、クラスメートらが「奴隷オークション」をしている動画がSNSで拡散されていたことがわかった。現地の教育当局は、人種差別的いじめだとして調査を開始した。

2024年7月30日 「札幌市立中学校に在学中に同級生からいじめを受け、学校側の対応が不適切だったために長期間不登校になった」として、被害に遭った女子生徒(2024年時点では高校2年)が札幌市を相手取り、約550万円の損害賠償を求める訴訟を札幌地裁に提訴した。

2024年8月

2024年8月1日 愛知県名古屋市の私立椙山女学園大学附属小学校のいじめ訴訟の第1回口頭弁論が名古屋地裁で開かれた。学校側は「いじめの事実はない」などとして全面的に争う方針。

2024年8月1日 2021年に当時仙台市立小学校1年だった男子児童が同級生から集団暴行いじめを受け不登校となった問題で、市教委の担当者が保護者を訪問して謝罪。保護者側は「2024年4月の第三者委員会報告書には誤りがある」として、市教委と話し合いができなかったことに不満を示した。

2024年8月4日 韓国でテレビドラマに出演していた俳優が2021年、過去のいじめ疑惑を指摘されて出演ドラマを降板したことについて、「すでに全20話中18話まで撮影が済んでいた・6話まで放送されていた段階で降板したことで、代役を確保し撮り直すなどして追加制作費がかかり、損害があった」としてドラマ制作会社が俳優の所属事務所に対して30億ウォン(約3億円)の損害賠償を求めた訴えた訴訟で、ソウル中央地裁がこのほど、所属事務所が制作会社側に対して14億2000万ウォン(約1億4200万円)と遅延利息を支払うよう命じる判決を出した。

2024年8月5日 さいたま市立小学校で2022年度、当時4年だった男子児童が、同級生から集団暴行を受けるなどのいじめを受け不登校になっていたことがわかった。学校に被害を訴えたものの、学校側は「これ以上の調査はしない」などと対応し、「保護者が重大事態認定を求めていない」などと虚偽報告をおこなっていた。

2024年8月5日 大阪府門真市立中学校3年の男子生徒が2022年にいじめを苦にして自殺した問題で、遺族が、門真市と加害元生徒11人を相手取り、大阪地裁に民事訴訟を提訴した。

2024年8月5日 北海道旭川市立中学校のいじめ凍死事件に関連して、「ネット上の動画で犯人と名指しされるなどした」として、無関係の男性が栃木県在住の投稿者を相手取り訴えた訴訟で、旭川地裁は投稿者に88万円の損害賠償を命じる判決。

2024年8月5日 私立奈良学園中学校(奈良県大和郡山市)で女子生徒が部活動で暴言などのいじめを受けて不登校になりPTSDを発症した事案で、奈良県が再調査委員会の調査結果を発表。いじめがあったとした上で、一部は「伝聞」だとして判断を見送った。学校側の組織的な対応に遅れがあったと指摘した。

2024年8月8日 埼玉県八潮市立小学校で2023年度、当時4年だった児童がいじめを受けて転校を余儀なくされた問題を調査していた、八潮市いじめ対策委員会は同日までに、いじめ防止対策推進法に基づくいじめ重大事態調査報告書を公表した。いじめを認定し、また学校側の対応の不十分さを指摘した。

2024年8月9日 岩手県は「県内の私立高校の部活動で2017年度、部員の生徒2人がいじめを受けて退学・転校を余儀なくされた。学校側に訴えたが対応が不十分だった」として再調査を求めていた事案について、いじめにあたるとする第三者委員会の調査報告書を公表した。県では「プライバシー保護」として事件のあった学校名と部活動名を伏せて公表したが、被害者側は盛岡誠桜高校(盛岡市)の女子バレーボール部だと公表した。

2024年8月18日 石川県野々市市立中学校1年だった女子生徒が2021年に自殺し、いじめがあったとされる問題で、遺族が加害生徒8人のうちの1人に対し、2024年8月16日付で165万円の損害賠償を求めて金沢地裁に提訴したことがわかった。遺族は加害生徒8人と教員1人を相手取り、民事調停を申し立てたが、当該者については不成立となっていた。当該案件では、野々市市への訴訟も2024年6月に提訴されている。

2024年8月21日 熊本県立熊本工業高校1年だった男子生徒が2022年10月に自殺した問題をめぐり、県教委の第三者委員会は、炎天下の屋上で30分以上立たせたまま「殺すぞ」と言われるなどのいじめ5件を認定し、「自殺の原因となった可能性が高い」とする調査報告書を発表。

2024年8月21日 「私立新潟明訓中学校(新潟市)2年だった2017年、いじめの加害者だと決め付けられる指導を受け、精神的苦痛を受けた」として、当時同校に通っていた元生徒が学校法人を相手取り損害賠償を求めた訴訟で、新潟地裁は請求を棄却。

2024年8月22日 私立京都外大西高校(京都市)で2023年度、当時1年だった野球部員の生徒が上級生部員からいじめを受け、転校に追い込まれていたことがわかった。

2024年8月23日 大阪市立小学校1年だった女子児童が2020年度、ランドセルを無理やりもたせられるなどのいじめを受けて不登校になり転校になった事案の民事訴訟で、被告の大阪市側は「いじめではなくトラブルだ」と反論する答弁をおこなった。

2024年8月23日 浜松市立の小中学校に通っていた女性(2024年時点で20歳)が、当時の学校や教育委員会の対応が不適切だったとして、浜松市を相手取り1842万円の損害賠償を求めて提訴した。

2024年8月23日 横浜市立中学校2年だった女子生徒の自殺案件に関連して、横浜市教育委員会は、「調査書から『いじめ』の文言を削除するなど不適切対応があった」として、市教委幹部職員ら2人を懲戒処分や文書訓戒処分にした。すでに退職している職員6人についても、戒告処分相当だと指摘した。

2024年8月26日 宮城県名取市立中学校3年だった男子生徒が2023年12月、同級生からのいじめを苦にして校内で自殺を図って大けがをし、療養中だったものの2024年8月に容態が急変して死亡した問題で、名取市教育委員会は保護者からの要望を受け、第三者委員会の態勢を一新して調査する方針を決めた。

2024年8月26日 三重県教育委員会は、県立学校で2023年度、いじめ重大事態と認定される事案が6件あったことを明らかにした。

2024年8月27日 神奈川県大磯町立小学校に通っていた男子児童がいじめで転校を余儀なくされた事案について、児童が学校を約60日早退した事実を当時の担任が「出席簿」に記載していなかったことがわかった。

2024年8月28日 大阪府堺市立小学校に在籍していた2019年当時、同級生から「交換日記の名前を黒く塗りつぶされる」などのいじめを受け不登校になり転校したとして、被害児童が堺市と同級生を相手取り訴えていた訴訟で、同日までに加害元同級生側と和解が成立。堺市との訴訟は継続する。

2024年9月

2024年9月1日 北海道旭川市立中学校のいじめ凍死事件で、再調査委員会が報告書を旭川市長宛に答申。

2024年9月2日 東京都中野区の私立宝仙学園中学校(2024年度より通称・順天堂大学系属理数インター中学校)で、男子生徒に対して同級生からの執拗ないじめがあり、2022年10月の修学旅行で不適切な行為を強要される動画が出回り、被害生徒が不登校になりPTSDと診断されていたことが指摘される。

2024年9月3日 熊本県立東稜高校(熊本市東区)に2024年度に入学した生徒が、入学直後から「同学年の生徒から、嫌なあだ名で呼ばれる」などのいじめを受けて転校を余儀なくされていたことがわかった。学校側の調査で6件のいじめを認定し、第三者委員会が2024年8月にいじめ「重大事態」と認定して調査を実施する方向で調整。同校では2015年度入学の生徒、2021年度入学の生徒についてもそれぞれ、いじめが原因で転校に追い込まれる事案があり「重大事態」だと認定されている。

2024年9月4日 東海大付属福岡高校(福岡県宗像市)2年だった生徒が2021年、部活動の上級生からいじめを受けて自殺した事件の民事訴訟で、上級生4人のうち1人と和解が成立。

2024年9月11日 仙台市立の小中学校に通っていた女子生徒(2024年時点で中学校3年)が、小学生のころから「仲間外れにされる」「同級生の男子児童8人からほうきで叩かれる」といったいじめを継続的に受けていたと訴え、中学校に進学してからも「ありもしない噂を流される」などのいじめが継続し、うつ病・適応障害と診断されたと訴えている問題で、仙台市教育委員会がいじめ「重大事態」とは認定しなかったことがわかった。

2024年9月13日 明治学院大学(東京都)の教員が2024年9月2日付で「学生へのハラスメントをした」として停職180日の懲戒処分。大学は学内ガイドラインにのっとり、当該者を匿名で公表。新聞報道によると、当該者は都内自治体でいじめ対策委員を務めているが、匿名公表の上、本人からは自治体宛に「一身上の都合で、委員を辞退したい」という連絡が届いたのみで詳しい説明もなく、自治体が対処に困っていると報道された。

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