いじめ事件関連年表(2021年)

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いじめ事件に関する出来事を年表形式でまとめています。

1979年以前) – (1980~89年) – (1990~99年) – (2000~09年) – (2010~14年) – (2015~18年) – (2019年) – (2020年) – (2021年前半) – (2021年後半

2021年

(1~6月)(7~12月

2021年1月

2021年1月3日 兵庫県加古川市立中学校2年だった女子生徒が2016年にいじめを苦にして自殺した事件で、学校側が2015年頃、いじめの存在を示すメモを意図的に廃棄していたことが、マスコミ報道で明らかにされる。また遺族が加古川市などを相手取り約7700万円の損害賠償を求める訴訟を、2020年9月30日付で神戸地裁姫路支部に提訴していたことも明らかになる。

2021年1月6日 福島県須賀川市立中学校1年だった男子生徒が2017年1月に自殺し、背後にいじめが指摘された問題で、遺族が須賀川市と教員2人を相手取り約7600万円の損害賠償を求めた訴訟の和解が、福島地裁郡山支部で成立。須賀川市が見舞金(金額非公表)を支払う。

2021年1月14日 滋賀県高島市立小学校6年だった女子児童が2016年、同級生からいじめを受けて不登校になった問題に関連して、「学校側の対応に問題があった」として高島市を相手取り約600万円の損害賠償を求めた訴訟で、大津地裁は「学校の対応の遅れはあったものの、関係児童が体調を崩して事情を聴けなかったことや、学校側が仲直りさせようと図っていたこと、保護者間の対立などが重なり、遅れはやむを得なかった」「校内放送で加害児童の声が聞こえてきて児童が再び不登校になったと訴えていることは、放送は児童に向けられたものではなく、不登校の予見性も不可能」として原告側請求を棄却。

2021年1月21日 滋賀県大津市立中学校いじめ自殺事件(2011年)の訴訟で、最高裁は遺族の上告を棄却。一審大津地裁判決から加害者の賠償額を大きく減らし約400万円の損害賠償を命じた二審大阪高裁判決が確定。

2021年1月22日 福岡県の私立高校3年だった男子生徒が2013年11月にいじめを訴えるメモを残して自殺した問題で、遺族が学校側に損害賠償を求めた訴訟で、福岡地裁は学校に対して約2600万円の損害賠償を命じる判決。

2021年1月25日 「茨城県立高校在学中にいじめを受け、2年だった2018年10月に自殺未遂に追い込まれ重傷を負った」として、元女子生徒が加害者とされる女子生徒2人と茨城県を相手取り、約860万円の損害賠償を求める訴訟を2020年11月16日付で提訴していたことが報じられる。茨城県はいじめと認める調査報告書を2019年11月にまとめ、また「学校の対応が不十分だった」として関係教職員への懲戒処分もおこなったが、いずれも公表していないという。

2021年2月

2021年2月 韓国の女子バレーボール代表だった双子の2選手(24歳)が、「約10年前の学生時代にチームメイトにいじめを加えていた」ことが告発される。ナイフを突きつける、悪口を振りまく、金銭を恐喝するなどの行為があったとされる。所属チームやバレーボール協会が事実関係を確認し、当該2選手を無期限出場停止処分。韓国ではこの事件を機に、「スポーツ選手や芸能人が学生時代にいじめをおこなっていた」という被害者からの告発が相次いだ。別のバレーボール男子選手(35歳)も学生時代に暴力いじめをおこなっていたとして告発を受け、引退に追い込まれる。

2021年2月1日 福岡県北九州市の私立高校2年だった女子生徒が2017年に自殺したのはいじめが原因だとして、遺族が日本スポーツ振興センターに対し、災害共済給付の死亡見舞金約2800万円を給付するよう求める訴訟を起こしていたことが同日までにわかった。同制度ではいじめ自殺に対する死亡見舞金を給付することになっているが、センターは「学校・福岡県の第三者委員会ともに、いじめを認定したものの、いじめと自殺との因果関係を認定しなかった」ことを根拠に「いじめが原因の自殺とは認められない」と判断し、給付を拒否した。

2021年2月4日 岐阜県内の公立小学校の教頭が2019年度、いじめ被害を訴えた当時2年の児童に対し、約1時間半にわたって「いじめは思い違いではないか」と繰り返し言い立てるなどしていたとして、岐阜県教委が2020年7月に戒告処分にしていたことが、同日までに報道される。県教委は当該案件を非公表にしていた。当該案件では、学校側の調査では「いじめが確認できなかった」としたものの、その後の第三者委員会調査ではいじめを認定した。

2021年2月8日 千葉県野田市立小学校6年だった男子児童が2019年7月に自殺した問題を調査していた第三者委員会は、調査報告書を答申。「隣の席との間に教科書などで壁を作られる」「プリントを投げるように渡される」「国語の音読の課題でつっかえると、『練習していない』と決めつけられて暴言を受ける」など、この児童へのいじめがあったことを認定する一方、自殺の原因とは認めなかった。

2021年2月8日 兵庫県加古川市立中学校2年だった女子生徒が2016年にいじめを苦にして自殺した問題で、第三者委員会調査に応じた生徒に対して学校側が調査内容を詮索し聞き出そうとするなどの圧力をかけていたことがわかった。自殺した生徒と仲がよかった別の生徒は、友人の死亡にショックを受けた上に、教師から調査内容を問いただされたことでさらに追い打ちをかけられた形で学校に不信感をもち、不登校になり転校に追い込まれたという。

2021年2月9日 沖縄県那覇市教育委員会は同日、2015年度に当時市立中学校1年だった女子生徒へのいじめ事案があったと発表。加害者13人が暴言などを繰り返した。▼生徒側からの被害訴えがあったが対応せず、2016年1月まで放置したこと。▼2年進級時には加害生徒と別のクラスにしたものの、3年進級時に加害生徒のうち1人と同じクラスになり、卒業まで不登校になった。▼不登校の影響で、希望の高校の推薦入試を受験できなかったこと。などがあったとした。

2021年2月17日 大分県豊後高田市立中学校1年の女子生徒が2020年11月24日に自殺し、この生徒へのいじめがあった疑いがあると指摘されていたことがわかった。豊後高田市教委は「重大事態」として第三者委員会を設置し、いじめの有無や自殺との因果関係を調査する方針。

2021年2月17日 熊本県荒尾市立中学校1年の女子生徒が2020年4月の入学直後からいじめを受け、2020年12月に不登校になり自殺未遂していたことがわかった。当該生徒は転校したという。荒尾市教委は「重大事態」として第三者委員会を設置する。

2021年2月18日 大阪府立高校2年だった男子生徒が2016年秋に学校近くのマンションで転落死した事故に関連して、「在学していた高校で当該生徒へのいじめがあった。学校側の対応が遅れた」として遺族が大阪府教育委員会を相手取り約990万円の損害賠償を求めていた訴訟で、大阪地裁堺支部が和解勧告をおこない、大阪府が生徒側に約150万円の和解金を支払う方向で和解することがわかった。府議会で関連議案の可決を経て正式和解となる。大阪府教育委員会の調査では、当該生徒へのいじめがあったことを確認したとした一方、いじめと転落死との因果関係はわからないとした。

2021年2月22日 福岡市早良区の福岡市立小学校に通っていた男子児童が、4年だった2018年からいじめを受け続け、2019年の不登校になり転校に追い込まれていた案件で、福岡市教育委員会の第三者委員会が当該案件を調査し、「学校側が重大事態だとする認識が遅れたために、対応が不十分だった」と指摘していたことがわかった。

2021年2月26日 岐阜市立中学校3年の男子生徒が2019年7月、いじめを苦にして自殺した事件で、岐阜市が訴訟外の協議で遺族側に損害賠償金約1150万円を支払う方向性でまとまったことがわかった。岐阜市議会で関連議案の可決を経て正式に成立する。

2021年3月

2021年3月3日 「所属する運動部で部活動の下級生のトイレを盗撮し、写真をインスタグラムにアップすると脅して雑用などをやらせた」として、兵庫県警垂水署は同日、兵庫県立高校2年男子生徒を兵庫県迷惑防止条例違反と強要容疑で逮捕。兵庫県教育委員会は「いじめと認識している」として対応するとしている。

2021年3月15日 名古屋市教育委員会は、「市立中学校1年の女子生徒が3月9日に自殺を図って死亡した」と公表。当該生徒と保護者がいじめ被害を訴えていたことから、いじめの「重大事態」として調査をおこなう方針。

2021年3月16日 秋田県立能代西高校(2021年4月能代科学技術高校に統合)の農業科1年男子生徒が同級生の女子生徒3人から暴言などのいじめを受けていたことがわかった。被害生徒は2021年1月に教室で倒れ、重度のストレス反応と診断された。被害生徒側は加害生徒とその保護者を相手取り、2021年2月に民事調停を申し立てた。

2021年3月17日 石川県野々市市立中学校1年の女子生徒が2021年2月に自殺していたことがわかった。生徒はいじめ被害を学校側に相談していたという。

2021年3月17日 兵庫県尼崎市立尼崎高校の水泳部で発生した2件のいじめ事件を調査していた第三者委員会は同日、それぞれの案件について調査報告書を公表。「2017年に当時1年の女子生徒が不登校になり転校に追い込まれた事件」「2019年に当時2年の別の女子生徒が不登校になった事件」いずれもいじめを認定し、学校側の不適切対応を指摘。また2017年の事件では、「当時の教頭が、被害生徒の転学届を生徒側に無断で作成し、被害生徒の学級担任でもあった水泳部顧問教諭にも記入を指示するなど、偽造行為をおこなった。このことは、生徒側に『いじめが理由で転校した』と記入させないためのいじめ隠蔽の可能性が高い」などとして、尼崎市教委が2021年2月26日付で、教頭を停職1ヶ月、顧問を戒告の懲戒処分にしていたことも明らかにした。

2021年3月18日 奈良県橿原市立中学校いじめ自殺訴訟(2013年)で、加害者とされた元同級生のうち2人と和解成立。和解内容は非公表。

2021年3月22日 北海道登別市立鷲別中学校1年の男子生徒が2020年6月に自殺し、いじめが指摘された問題で、登別市教育委員会が設置した第三者委員会は同日付で、「所属していたサッカー部で、生徒の体型をからかう、下手くそなどと暴言を浴びせるなどのいじめがあった」「いじめが自殺の一因となった」とした報告書をまとめ答申した。

2021年3月22日 秋田市教委は同日、市立小学校の女性教諭が担任クラスで児童に対して「同級生に暴力を振るうよう煽る」「学級内でクラスの児童に『嫌いな子はいるか』と名指しで答えさせ、名前が挙がった児童を罵倒する」「転校生の児童を教室外に引きずり出し『前の学校の児童は、お前がいなくなって喜んでいるだろう』と罵倒する」など不適切言動を繰り返していたと発表。

2021年3月23日  奈良県橿原市立中学校いじめ自殺事件(2013年)で遺族が起こしていた民事訴訟で、奈良地裁は「いじめがあったとは認められず、教諭の自殺予見可能性もなかった」として、遺族側の請求を棄却。

2021年3月24日 東海大学山形高校(山形市)柔道部で2020年度、2件のいじめ事件があったことが発覚。▼2年の男子生徒が、ほかの複数の同学年の部員から集団で、1年以上にわたり、廊下などですれ違う際などに「バカ」「デブ」「死ね」などと暴言を浴びせられ、SNSで中傷されるなどして心神症状を発症して不登校になった。▼別の1年の男子生徒が、同学年の男子部員から殴られたり理不尽な要求を強制されるなどした。学校側は各事案について指導をおこない対応中だとしている。

2021年3月26日 「2020年度に担任していたクラスで、1年の特定の男子生徒にいじめ同然の人格を侮辱する言動を繰り返した」として、滋賀県教育委員会は同日付で、県内公立中学校の男性教諭(34)を減給処分。▼生徒のマスクがずれているとして、鼻先とマスクをガムテープで固定。▼生徒の嫌がるあだ名で呼ぶ。▼わざと生徒に配布物を渡さない。▼個人発表で邪魔をする。▼筆記具を押したり机を叩く。▼生徒の所属していた部活動顧問でもあった当該教師は、部員全員の前でこの生徒を名指しで罵倒。▼生徒が退部を申し出た際に罵倒――などがあった。

2021年3月26日 大阪府立高校の元生徒が不登校になり背後にいじめが指摘された事案を調査していた再調査委員会は同日、調査結果を発表。2015年3月に当該生徒が部活動の部長になったことに反発してほかの部員が部活動を集団欠席したことや、当該生徒への悪口・暴言などががあり、これらをいじめと認定した。生徒は2015年6月以降不登校になった。

2021年3月29日 広島県立中高一貫校で2019年度、当時中学校1年の男子生徒がいじめを受け転校に追い込まれた問題で、第三者委員会は調査報告書を答申。被害生徒に対して入学直後から「下着を頭からかぶせられる」「暴言」などのいじめがあったと認定した上で、学校側の対応に問題があったと指摘。

2021年3月30日 宮崎市立中学校1年だった女子生徒が2019年1月、学校でのいじめを苦にして自殺を図っていたことがわかった。生徒は教室に入れなくなり別室登校を続けて2021年3月に卒業。第三者委員会が重大事態として調査をおこない、「アナフィラキシーショックに感染するから近づくな」「キモい」などの暴言や、生徒の持ち物を足で蹴るなどのいじめがあったことを認定。

2021年3月30日 八戸学院野辺地西高校(青森県野辺地町)2年の男子生徒が2019年に自殺し、いじめを指摘された問題で、青森県の再調査委員会が報告書をまとめる。学校側の調査委員会はいじめを認定してこなかったが、県の委員会ではいじめがあったと指摘した。自殺についてはいじめも要因の一つとし、生徒をめぐるさまざまな要因が複合したと判断した。

2021年3月31日 広島県立中高一貫校の中学校1年男子生徒が生徒寮でいじめを受け転校を余儀なくされた問題で、広島県教委は被害生徒側に第三者委員会の調査報告の内容を説明。被害者側は「再発防止策が確認できない」などとして謝罪を受け入れず、学校名の公表を求めた。

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2021年4月

2021年4月1日 三重大学附属小学校に通っていた兄妹が2020年度、それぞれいじめを受けて不登校になったと訴えた問題で、調査委員会がいずれも「いじめと不登校との因果関係は認められない」とする報告書をまとめたことがわかった。▼兄については複数の児童から傘で足を引っかけられる・携帯電話を奪われて使われたりするなどのいじめがあったと指摘。▼妹については、「腹を蹴られる・会談で押されるなどしたとする訴えについては認められない、仮にあったとしても教員の指導で解決済み」と判断した。

2021年4月2日 静岡県浜松市在住の静岡大学教育学部附属浜松中学校3年だった女子生徒が2021年3月16日に浜松市天竜区で遺体で発見され、そばにいた成人男性が「女子生徒と集団自殺を図ったが自分だけ死にきれなかった」と話した事件に関連して、中学生の家族の代理人弁護士が記者会見し、「当該生徒は中学校入学後にいじめで不登校になりPTSDを発症していた。いじめと死亡事件は因果関係があるとみている」と訴えた。学校側は2021年4月5日、当該生徒の学校生活をめぐる状況について第三者委員会を設置して調査したことについては認めたものの、調査結果やいじめの有無については「プライバシーにかかわることでもあり、またほかの生徒への影響を考えた」として非公表とした。

2021年4月13日 熊本市内の熊本県立高校1年だった女子生徒が2020年度に同級生からいじめを受けてうつ病を発症し、転校に追い込まれていたことが報道される。

2021年4月13日 熊本県立矢部高校(山都町)3年だった女子生徒が2013年4月にいじめを苦にして自殺した問題で、生徒の遺族が同級生と熊本県を相手取り提訴する方針を固めたと報じられる。生徒の携帯電話の記録・学校のいじめ調査内容・同窓会名簿などをもとに、いじめに関与したとする同級生を特定した。当時の学校側や熊本県の調査が不十分だったことも問うとしている。

2021年4月15日 北海道旭川市立中学校2年だった女子生徒が2021年2月に自殺をほのめかしてから行方不明になり、3月に雪の下から遺体で見つかった事件で、生徒の遺族や関係者が週刊誌取材に応じ、「当該生徒はいじめを受けていた」と訴えた。1年の頃に性的行為の強要・加害者グループから川に飛び込むよう強要されるなどされ、PTSDを発症して登校できない状態になり治療中だったという。

2021年4月28日 熊本県北部の県立高校3年だった女子生徒が2018年5月にいじめを苦にして自殺した事件で、遺族が同日付で、いじめに関与した同級生6人のうち4人を相手取り、計約1100万円の損害賠償を求めて提訴した。

2021年5月

2021年5月14日 東京都八王子市立中学校2年だった女子生徒が2018年8月に自殺した事件を調査していた第三者委員会は、当該生徒に対して部活動でのいじめがあったことを認め、またいじめが自殺の引き金になったとする調査報告書をまとめた。

2021年5月17日 熊本県立矢部高校(山都町)3年だった女子生徒が2013年4月にいじめを苦にして自殺した問題で、生徒の遺族が加害者とされる同級生8人と熊本県を相手取り、約8300万円の損害賠償を求めて熊本地裁に提訴。

2021年5月17日 「熊本市立中学校3年だった男子生徒が2014年に自殺を図ったのはいじめが原因。学校側はいじめへの対応を怠った」として元生徒と家族が訴えていたいじめ自殺未遂訴訟で、被害者側と熊本市との和解が成立。熊本市が謝罪する・再発防止策を図る・和解金を支払うなどの内容。市議会での承認を経て正式に成立する。

2021年5月19日 鹿児島県出水市立中学校2年の女子生徒が2011年にいじめを苦にして自殺した事案の訴訟で和解協議がおこなわれ、和解成立見通しになったと報じられる。出水市が和解金(金額は未公表)を支払い、死亡後の調査や対応が遺族の期待に沿うものでなかったことに関して陳謝する内容。「カバンを蹴られたこと・持ち物がなくなったこと」など生徒が同級生からされた行為については和解案の中で言及されるが、その事実がいじめかどうかの評価や、その事実と自殺との因果関係については言及されない見通し。

2021年5月26日 鹿児島市立中学校2年女子生徒が2019年度、同級生からいじめを受けて心因性症状を発症し転校に追い込まれていたことがわかった。市教委は「重大事態」に該当しないとして対応。一方で報道を受け、市長は「当時の対応について再検証の必要があるのではないか」とする見解を示す。

2021年6月

2021年6月3日 兵庫県尼崎市立中学校2年だった男子生徒が2018年に自殺し、「神戸市立小学校6年だった当時にいじめを受け、一度神戸市立中学校に進学したがいじめのトラウマで尼崎市立中学校に転校したが不登校状態が続いていた」と指摘された問題を調査していた神戸市教委の第三者委員会は、当該生徒が小学校6年時にいじめを受けたことや、いじめと自殺に因果関係があることを認定。

2021年6月3日 「千葉市立小学校5年だった2012年度、同級生から暴力などのいじめを受けた。担任教師に被害を訴えたが対応が不適切で、不登校になりPTSDを発症した」として元男子児童が元同級生の保護者と千葉市を相手取り訴えた訴訟で、東京高裁は原告側請求を棄却した一審千葉地裁判決を変更、元同級生のいじめ行為を認めた上で、担任教諭が「被害を言いに来なくてもいい」と対応したことなどを不適切と認定、不登校との因果関係も認めて、千葉市と元同級生の保護者が連帯して約390万円の損害賠償を支払うよう命じる判決。

2021年6月11日 鹿児島市立中学校で2020年度、当時2年だった生徒が同級生から暴行を受け眼底出血のケガを負うなどし、PTSDを発症して転校に追い込まれていたことがわかった。

2021年6月15日 石川県野々市市立中学校1年だった女子生徒が2021年2月に自殺し、背後にいじめが指摘された問題で、生徒の父親が記者会見。いじめがあったと訴えた。

2021年6月18日 群馬県立勢多農林高校2年の女子生徒が2019年2月に自殺し、背後にいじめが指摘されている問題をめぐり、群馬県は同日、いじめ防止対策推進法に基づき、再調査を諮問することを発表した。同案件では2020年11月に調査委員会報告が出されたが、遺族側が「調査が尽くされていない」と指摘し再調査を要望したたことから、再調査方針を出した。

2021年6月22日 福岡県久留米市立中学校3年だった女子生徒が2019年7月に自殺した問題を調査していた第三者委員会は、持病による外見の変化を「気持ち悪い」などといわれるなどの当該生徒へのいじめがあったことを認め「今後も同様のいじめに遭うかもしれないという不安を持つ事に大きく影響を与えた」と指摘した一方、いじめと自殺との間に時間があったことなどから、いじめと自殺との因果関係は認められないと結論づけた。

2021年6月23日 「栃木県下野市立中学校2年だった2019年度に同級生からいじめを受け、学校側の不適切対応で事態をこじらせ長期化・重大化させた」として、被害者の元生徒が下野市に対して約1286万円の損害賠償を求め宇都宮地裁栃木支部に提訴していたことが報道される。提訴は2021年4月21日付。

2021年6月25日 愛知県名古屋市の私立名古屋経済大学市邨中学校1年だった男子生徒が2019年度、「いじめの加害者」として退学勧告を受けていたことが、一部マスコミ報道で指摘された。当該生徒は「調査が不十分で一方的に転学させられ、精神的苦痛を受けた」と訴え、学校側が謝罪と慰謝料17万円を支払ったという。

7月~12月

1979年以前) – (1980~89年) – (1990~99年) – (2000~09年) – (2010~14年) – (2015~18年) – (2019年) – (2020年) – (2021年前半) – (2021年後半
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