いじめ事件関連年表(2015~16年)

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いじめ事件に関する出来事を年表形式でまとめています。

2015~16年

2015年

2015年1月15日 熊本県立高校で2013年に発生した3年女子生徒自殺事件を調査していた熊本県の第三者委員会、生徒へのいじめを確認した上で、いじめが自殺の要因となったとする調査報告書を公表。

2015年1月26日 大阪府守口市立中学校の校長が2013年度、当時1年だった男子生徒が同級生から暴行を受けるなどのいじめを訴えた際、保護者に対して「校長が率先して対応するのは重大な事故があったり人が死んだりしたときだ」などと不適切発言をおこなっていたことが報道される。

2015年1月20日 「明徳義塾高校(高知県)1年だった2014年4月~9月、サッカー部でいじめを受け、同年9月に退学と転校を余儀なくされた」として、被害生徒が当時の同級生2人とその保護者、学校に対し、計約210万円の損害賠償を求める訴訟を高知地裁に提訴。

2015年1月21日 沖縄県うるま市立小学校で2014年、男性教諭が男子児童を不適切なあだ名で呼ぶ行為を繰り返したり、児童の顔に落書きする行為をおこなっていたことがわかった。

2015年1月21日 「新潟県長岡市立中学校に入学した直後の2009年から暴行などのいじめを受け、2010年には自殺未遂を図った」などとして、元男子生徒が同級生とその保護者、長岡市などを相手取って訴えた訴訟で、新潟地裁長岡支部は、「目撃した同級生に聞き取りをおこなっても全員がいじめを否定した」などとしていじめを認定せず請求棄却。

2015年1月28日 北海道教育委員会は同日、道立学校生徒のいじめ自殺未遂事案があったことを公表。いじめの内容については「携帯電話でのやりとりがいじめにつながった」とだけ触れ、「生徒の保護者からの強い希望」として、学校名や地域、発生日時、学校種別や学年、性別、いじめの具体的な内容などの詳細は非公表とした。

2015年2月19日 福岡県久留米市立南筑高校で2011年、柔道部の上級生からいじめを受けたとして元生徒が市に約300万円の損害賠償を求めて提訴した訴訟で、福岡地裁で和解成立。市が遺憾の意を示し、賠償金などはなしとする内容。

2015年3月20日 熊本市立中学校2年の女子生徒が自宅マンションから転落死。この生徒が「同級生からいじめを受けた」と学校側に訴えていたことが指摘された。

2015年4月 栃木県佐野市で、子どもを同じ小学校(小規模校)に通わせる母親2人が1週間の間に相次いで自殺。自殺した2人の母親は、それぞれの子どもが学校でいじめられ不登校になったと訴えたことをきっかけに、同じ学校に子どもを通わせる保護者から保護者同士のいじめの標的にされる「ママ友いじめ」を受けるようになっていた。「ママ友いじめ」の首謀者格となっていた母親は、地元中学校の教師だと指摘された。

2015年4月23日 奈良県橿原市立中学校1年の女子生徒が2013年3月に自殺した問題を調査していた第三者委員会、「いじめを含む複合的な要因があった」との報告書を発表。

2015年7月5日 岩手県矢巾町立中学校2年の男子生徒が、いじめを苦にして自殺。教諭らの不適切対応が指摘された。

2015年8月 仙台市立館中学校(泉区)の男子生徒が2014年、いじめを苦にして自殺していたことがわかった。学校側は生徒の自殺を伏せ、当該生徒は「転校した」などと説明していた。

2015年9月19日 福島県会津地方の福島県立高校に通う2年の女子生徒が校内で首を吊って死亡した状態で発見される。部活動でのいじめがあったと指摘される。

2015年11月1日 名古屋市西区の名古屋市立中学校に通う1年の男子生徒が、名古屋市営地下鉄の駅ホームで列車に飛び込み自殺。「いじめを受けている」というメモを残していた。

2015年12月8日 名古屋市南区の名古屋市立中学校1年(当時)の女子生徒が2014年3月4日に書き置きを残して東京都内で自殺未遂を図った事案について調査していた名古屋市教育委員会の附属機関「名古屋市いじめ対策検討会議」は、当該生徒が2013年6月頃より同級生から悪口などを言われる行為があったと指摘し、その行為をいじめと認定した。当該生徒は1年の2学期以降不登校になっていた。

2016年

2016年2月 仙台市立南中山中学校(泉区)の男子生徒が自殺し、背景にいじめが指摘される。

2016年2月23日 指導していた部活動で「上級生が下級生へのいじめでケガをさせた際に、暴行を隠すよう指示する」「いじめに関与した生徒を部活動大会に出場させないよう校長に指示されたが従わなかった」などのいじめ隠蔽行為を繰り返したとして、兵庫県教委は同日付で、姫路市立中学校の教諭を停職6ヶ月の懲戒処分。

2016年3月11日 高知県南国市立中学校3年だった男子生徒が2015年9月1日に自殺し、背後にいじめが指摘された問題で、南国市教育委員会は、学校でのいじめを認定した一方で、「いじめが自殺の直接の原因ではない」などとする市調査専門委員会(調査委員会)の調査報告書を公開。遺族側は再調査を求めて申し入れ、2016年8月には文部科学省に要請。

2016年3月16日 熊本市立中学校2年の女子生徒が2015年3月に自宅マンションから転落死した事案を調査していた第三者委員会は、「ノートを捨てられる」「体型に関する悪口を言われる」など当該生徒へのいじめ16件があったとする調査報告書をまとめた。生徒の死亡については自殺だと明確に認定できないとしながら、当該生徒が死亡の約10日前に死をほのめかすような文章を書いていたことなどから、「死の大きな要因が学級でのいじめにあることは否定できない」として、死亡事故と一定の関係があるとする見解を示した。

2016年5月15日 秋田県立能代松陽高校(能代市)で2015年度、女子生徒が部活動やクラスで深刻ないじめを受けていた疑いがあることが報じられる。秋田県教委は「重大事態」に認定し第三者委員会を設置した。

2016年8月19日 青森県東北町立上北中学校1年の男子生徒が自殺し、いじめがあった可能性が指摘される。

2016年7月14日 秋田県立能代松陽高校でのいじめ事件の第三者委員会報告書が公表される。いじめは認定したものの、詳細については黒塗り開示とした。

2016年8月25日 青森市立浪岡中学校2年の女子生徒が、いじめを苦にする遺書を残して自殺。

2016年9月2日 名古屋市西区の名古屋市立中学校1年だった男子生徒が2015年11月にいじめを訴える遺書を残して自殺した問題を調査していた名古屋市教育委員会の附属機関「名古屋市いじめ対策検討会議」は、クラスで当該生徒が悪口を言われていたこと、弁当を取られていたこと、所属していた卓球部で暴言を受けたことなどをいじめだと認定し、自殺の原因はいじめも一因となったとする調査報告書をまとめる。

2016年10月27日 滋賀県高島市立小学校6年の女子児童が2016年9月、同級生3人から「トイレ掃除の時に水をかけられる」「悪口を言われる」などのいじめを受けて体調を崩し、心身症と診断されていたことがわかった。家族側は「加害児童3人を別の場所で授業を受けさせること」「加害児童の出席停止」を求めたが、高島市教委は同日、「できない」とする回答を家族側と代理人弁護士に通知。一方で重大事案として調査をおこなう意向を示した。

2016年11月 原発事故の避難者で横浜市立小学校に通っていた男子児童が、避難者であることを理由にいじめを受け、暴力や恐喝などの被害を受けていたことが報じられる。

2016年11月以降、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故(2011年3月)の影響で被災地から他地域に避難した児童生徒に対する「震災いじめ・原発避難いじめ」の問題が社会問題化。「震災いじめ」と思われるものは発災直後の2011年より報告事例があったものの、横浜市でのいじめ事件発覚を機に大きく取り上げられるようになった。

2016年11月23日 原発事故の避難者で新潟市立小学校5年の児童が、担任教諭から「菌」と呼びかけられる事件が発生。かねてから避難者であることを理由に同級生から「菌」などと呼ばれるなどのいじめを受けていたと訴えていた。

2016年12月19日 神奈川県内に避難した東京電力福島第一原発事故避難者が国と東電に損害賠償を求め横浜地裁に提訴した集団訴訟に関連して、原告側弁護団が「原告世帯の小中学生少なくとも9人が避難を理由にしたいじめを受けた」と明らかにした。▼川崎市立中学校1年だった2012年、「福島県民はバカだ」などと暴言を受けたりたたかれるなどした男子生徒(提訴時高校2年)の事例。▼同級生や上級生から「福島へ帰れ」「絶対にいじめてやる」などの暴言を受けた事例――などがあった。横浜市などで少なくとも2人が不登校になったという。

2016年12月26日 三重県松阪市の男性(19)が、「小学生時代に同級生の女子児童からいじめられたことへの仕返し」として、12月25日深夜にこの元同級生宅の勝手口に放火。三重県警松阪署は12月26日、男性を逮捕。

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