「体罰」・対生徒暴力事件関連年表(1980~89年)

いわゆる「体罰」事件や、教師による対生徒暴力事件について、関連する出来事を年表形式でまとめています。

~1979年) – (1980~89年) – (1990~99年) – (2000~09年) – (2010年~

1980年代

1981年4月1日 水戸五中事件(1976年)で暴行罪に問われた教師、二審東京高裁で逆転無罪判決。

1981年5月2日 千葉県立流山中央高校で、教師による激しい暴力・「体罰」や管理教育が横行していたことに怒った生徒ら約40人が、暴力や管理教育の中心となっていた生徒指導部の教諭3人をつるし上げる騒ぎ。その後同校では校内暴力・校長の自殺などの問題が立て続けに起こる。

1982年 愛知県のPTA、学校教育法の「体罰」禁止規定を削除し「体罰」を合法化するよう求める運動をおこなう。

1983年6月13日 「ヨット指導と称して暴行や監禁を繰り返し、計4人を死亡させた」などとして、愛知県の「戸塚ヨットスクール」校長・戸塚宏と同校コーチらが、訓練生への傷害致死容疑などで逮捕される。

1985年3月23日 岐阜県立中津商業高校で、陸上部顧問からの「体罰」・暴行を苦にした部員の女子生徒が自殺。

1985年5月9日 岐阜県立岐陽高校の修学旅行中、宿泊先の茨城県で「持ち込みが禁止されたドライヤーを持ち込んだ」として担任教諭が暴行を加え、男子生徒を死亡させる。

1985年11月20日 「1985年9月に児童を殴って重傷を負わせた。他にも日常的に暴力や暴言を繰り返した」として、東京都教育委員会は同日付で江戸川区立清新第一小学校の男性教諭を諭旨免職。東京都での「体罰」による免職は初めて。

1986年3月18日 岐阜県立岐陽高校「体罰」死事件、加害教師に懲役3年の実刑判決。

1986年7月2日 石川県小松市立芦城中学校で、「忘れ物が多い」として担任教諭が2年生の男子生徒を殴り死亡させる。

1987年1月17日 川崎市立桜本小学校で、養護学級担任の男性教諭が2年男子児童の頭部を殴り死亡させる。児童は頭蓋骨に障害を持っていた。

1987年8月16日 夏の全国高校野球選手権大会に出場していた佐賀県立佐賀工業高校の野球部で、滞在中の宿舎で監督が、部員7人に対して金属バットで殴る「体罰」を加えた。うち部員2人がケガ。

1987年8月26日 石川県小松市立芦城中学校「体罰」死事件、金沢地裁は加害教師に執行猶予付きの有罪判決。

1988年11月 川崎市立桜本小学校「体罰」死事件、最高裁で加害教諭への実刑判決が確定。

1989年11月20日 児童の権利に関する条約(子どもの権利条約)、国連で採択