いじめ事件関連年表(2019年)

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いじめ事件に関する出来事を年表形式でまとめています。

1979年以前) – (1980~89年) – (1990~99年) – (2000~09年) – (2010~14年) – (2015~18年) – (2019年) – (2020年) – (2021年~

2019年

2019年1~3月

2019年1月9日 東京都品川区立中学校1年の男子生徒が2012年9月に自殺したのはいじめが原因だとして、遺族が加害者とされる元同級生や品川区・東京都などを相手取り訴えていた訴訟で、和解が成立。

2019年1月19日 仙台市で2018年11月、母親と小学校2年の娘が死亡し、母親が無理心中を図ったとみられる事件で、児童の父親が記者会見。「娘は通っていた小学校(仙台市立寺岡小学校)でいじめを受けていた。学校側の対応も不十分で、母親も体調を崩して無理心中につながった」と訴えた。

2019年2月5日 山口県光市内の山口県立高校2年だった男子生徒が2016年7月に同県周南市で自殺した問題で、いじめ調査検証委員会は同日、同級生からのいじめがあったと認定する報告書を公表。また、雑用を押しつけるなどした教職員の行為についても「いじめに類する行為」と指摘。

2019年2月15日 千葉県松戸市立常盤平第一小学校で2016年5月、いじめ・暴力を受けて抵抗した児童(当時4年)に対し、担任教諭がいじめ加害側の児童に「やり返せ」と指示し、加害側の児童が被害児童を殴っていたことがわかった。被害児童がいじめを訴えても担任教諭と教頭がいじめを不問にして被害児童を怒鳴りつけ、「やり返さないのがルール」などと吊し上げるなどした。被害児童はその後2019年時点でも不登校状態が続いているという。

2019年2月18日 新潟市の私立新潟青陵高校で、1年生の男子生徒と同校中退者の計10人が、新潟市内の海岸で同級生2人に集団暴行を加えていたことが発覚。加害者が動画をネットにアップし、閲覧者から学校に連絡があった。

2019年2月19日 「福島県の私立聖光学院高校の柔道部員だった2014年~15年当時、同級生3人からいじめを受けて抑うつ症状を発症した」として被害者が訴えた訴訟で、福島地裁は訴えを認め、加害者3人に対して約166万円の損害賠償を命じる判決。

2019年2月19日 大津いじめ自殺事件の民事訴訟、大津地裁は元同級生3人のうち2人に対して計約3700万円の損害賠償を認める判決。

2019年2月20日 「熊本市立帯山中学校在学中、同級生3人から暴力・暴言・給食につばを吐きかけられるなどのいじめを受け、同校3年だった2014年に自殺未遂を図るなど精神的苦痛を受けた」として被害生徒が加害生徒3人を相手取り500万円の損害賠償を求めた民事訴訟で、熊本地裁で和解が成立。被害生徒側が指摘した24項目のいじめのうち18項目について加害者側が認め、精神的苦痛を与えたことを謝罪し、和解金(金額非公表)を支払う内容。

2019年3月8日 群馬県立高校2年の女子生徒が2019年2月1日に自殺した案件について、当該生徒がいじめ被害を訴えるメモを残していたことが明らかになる。

2019年3月18日 兵庫県尼崎市立中学校2年だった女子生徒が2017年に自殺した事件について、第三者委員会は「この生徒へのいじめがあり、また教諭の不適切な対応も複合した」とする調査報告書をまとめた。

2019年3月22日 神戸市中央区内の神戸市立小学校6年の男子児童が、4年時の2016年から6年時の2018年9月にかけ、同級生から暴力や恐喝などのいじめを受けていたことがわかった。2019年10月に保護者が学校側に連絡したが、学校側は「被害児童側が警察に被害届を出した」ことを理由に調査を拒否。2019年11月22日、被害に遭った児童とその両親が、加害児童側を相手取り計約176万円の損害賠償を求めて神戸地裁に提訴。

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2019年4~6月

2019年4月 埼玉県川口市立芝中央小学校で、同年3月に卒業した当時6年の女子児童が同級生から集団でトイレに閉じ込められる・蹴られる・外国出身だったことで人種差別的な暴言を浴びせられるなどのいじめを常習的に受けていたが、学校側に被害を訴えても校長や教頭をはじめ学校側は加害者をかばう対応を取っていたことが報じられる。

2019年5月24日 「京都市内の私立中高一貫校の中学校1年だった当時から継続していじめを受けて不登校になり、高校2年の学年末で退学を余儀なくされた」として、被害に遭った元生徒の女性が加害者と学校を相手取り訴えていた訴訟で、京都地裁は、原告元生徒への中学校1年~2年時点でのいじめを認定し、加害生徒に対して「80万円の賠償相当」と指摘しながらも「中学校3年卒業直前の2011年3月に校長がいじめを謝罪した時点を時効の起算とし、2014年6月の提訴時点で時効が成立している」と判断して請求を棄却する判決。それ以降のいじめについては認定せず、また学校の責任も否定した。

2019年6月 埼玉県川口市立中学校3年だった女子生徒が2017年5月に自殺した事件で、川口市の第三者委員会が「生徒へのいじめと認定できる行為があった」とする報告書をまとめていたことが報道される。報告書は2018年1月にまとめられたものの、市教委は「遺族の意向」として非公表にしていた。

2019年6月12日 大阪府吹田市立小学校で、2019年時点で5年の女子児童が1~2年時の2015年~16年に同級生5人からいじめを受け、骨折や心因性の視力障害・PTSDを発症していたことがわかった。いじめ被害を訴えても当時の担任教諭が放置したなどと指摘されている。

2019年6月13日 三重県教育委員会は、県立高校で2018年5月に当時2年の女子生徒に対するいじめ事案があり、被害生徒が1年にわたって不登校状態となっていることを公表。

2019年6月17日 兵庫県尼崎市立中学校2年だった女子生徒が2017年12月に自殺し、背後にいじめと教師の不適切な対応があったとされた問題で、「いじめへの学校の対応は不適切だった」として、生徒の家族が尼崎市を相手取り、約7900万円の損害賠償を求めて神戸地裁尼崎支部に民事提訴した。

2019年6月18日 「広島市立小学校4年だった2015年以降同級生からいじめを受け続け、6年時の2017年には不登校に追い込まれ、複数回自殺を図った。学校側も適切な対応をしなかった」などとして、被害に遭った女子児童が広島市や同級生の保護者を相手取り、合計約550万円の損害賠償を求める訴訟を広島地裁に提訴。

2019年6月18日 大阪市立中学校1年だった女子生徒が2016年4月以降、同級生から腕を叩かれるなどの暴行を複数回受け、2学期以降不登校になった案件について、第三者委員会はいじめと判断する報告書を提出した。

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2019年7~9月

2019年7月3日 岐阜市立中学校3年の男子生徒が自殺。いじめを苦にして自殺すると読めるメモが生徒の自宅から発見された。

2019年7月5日 「さいたま市立小学校2年だった2012年当時、担任教諭から暴行やいじめを受けPTSDを発症した」として被害児童らが訴えていた民事訴訟で、さいたま市と担任教諭(依願退職)が解決金を支払う内容で、さいたま地裁で和解が成立。

2019年7月23日 山口県立高校の男子生徒が2016年7月に自殺し、背景にいじめが指摘されている問題に関連して、山口県教育委員会は同日までに、「当該生徒に対して、いじめに類する行為をおこなった」と指摘された教師への処分を見送る方針を固めた。「いじめと指摘された行為が事実だと確認したものの、懲戒処分の対象ではない」とした。

2019年7月25日 茨城県取手市立中学校で2015年に発生したいじめ自殺事件に関連して、茨城県教育委員会と取手市がそれぞれ、教員や職員に対して懲戒処分をおこなった。学級経営の中でいじめを誘発する行動を取ったとして担任教諭を停職1ヶ月、事件を隠蔽する対応を取ったなどとして校長や市教委担当者などをそれぞれ減給処分。

2019年8月8日 大阪府立高校2年だった男子生徒が2016年、同級生の名前を挙げて「学校でいろいろあった」とするメモを残して死亡した問題で、大阪府教育庁は同日、生徒へのいじめがあったとする第三者委員会調査報告書を公表した。

2019年8月16日 福岡県北九州市内の私立高校2年の女子生徒が2017年4月に通学路で自殺し、背後にいじめが指摘された問題を調査していた福岡県の再調査委員会は、「学校生活の友人関係のトラブルが自殺に何らかの影響を与えたことは否定できない」と指摘したものの、「いじめが自殺の主な原因と断定できない」とする報告書を公表した。

2019年8月21日 兵庫県尼崎市立中学校2年だった男子生徒が2018年11月に自殺した事件に関して、遺族が「神戸市立小学校6年だった2017年にいじめを受け、そのときの後遺症で自殺したのではないか」と訴え、神戸市教委が調査に乗り出したことがわかった。机に落書きされるなどしたという。卒業後は地域の神戸市立中学校に進学したが、いじめのトラウマがあり、中学校1年時の秋に尼崎市に転居し、尼崎市立中学校に転入したという。転入後も体調不良で入退院を繰り返していたとされる。転入先の中学校ではいじめは確認されなかった。

2019年8月24日 タイで69歳男性が、高校の同窓会の際、「約53年前の高校時代・16歳当時にいじめられていたことへの報復」としていじめ加害者の元同級生を射殺。

2019年8月30日 東京都八王子市立中学校1年の女子生徒が2018年8月に自殺した事件を調査していた第三者委員会は、「女子生徒へのいじめはあった」としたものの、「自殺との因果関係はない」と判断した。

2019年9月5日 東京都葛飾区立中学校の女子生徒が、江戸川区立中学校に通う中学生とみられる十数人のグループに取り囲まれ、跳び蹴りをされたり性的行為をされるなどの暴行を受け、映像がツイッターで拡散されたとして、警視庁が捜査し、また葛飾・江戸川両区の教育委員会も調査していることがわかった。事件は2019年5月に江戸川区内で発生したとみられ、加害者と被害者はかねてからの知り合いだったとみられる。

2019年9月6日 三重県志摩市で2019年7月3日、1年時にいじめを受けて不登校状態になっていた志摩市立中学校3年男子生徒が自殺していたことがわかった。

2019年9月8日 埼玉県川口市立中学校在学中の2016年~17年にいじめを受けて3度自殺未遂を図っていた男子生徒(高校1年)が、いじめでの学校や教育委員会の対応を批判するメモを残して自殺した。

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2019年10~12月

2019年10月1日 八戸学院野辺地西高校(青森県野辺地町)2年だった男子生徒が2019年1月に自殺し、いじめの疑いが指摘されていることが、同日までに報じられた。遺書などはなかったが、遺族は「生徒の持ち物から『死ね』と書かれた紙が見つかった」と訴えて、いじめを疑っているという。

2019年10月4日 神戸市立東須磨小学校に勤務する教諭4人(40代女性1人、30代男性3人)が、同僚の20代教員4人(男性2人・女性2人)に対して集団いじめ・パワハラ行為を繰り返し、うち1人の教員を休職に追い込んでいたことが発覚。

2019年10月11日 「神奈川県茅ヶ崎市立小学校2年だった2015年5月~2016年3月にかけ、同級生5人から馬乗りで殴られるなど、暴力や暴言を繰り返し受けた。担任教諭はいじめを放置し、加勢するような対応もあった。PTSDを発症し転校を余儀なくされた」などとして、被害児童と保護者が、加害児童の親権者を相手取り加害児童5人の親権者と茅ヶ崎市を相手取り、計3600万円の損害賠償を求める訴訟を横浜地裁に提訴。

2019年10月22日 千葉県流山市の男子生徒が市立小学校6年在学中の2014年からいじめを受け、市立中学校に進学してもいじめが続き、複数回自殺未遂を図っていたことがわかった。

2019年11月13日 「千葉県柏市立中学校2年だった2015年、同級生からいじめを受けて校舎から飛び降り自殺を図り重度の後遺症が残った」として、元生徒の女性が、いじめ加害者とされる当時の同級生4人と柏市などを相手取り、治療費など約3億円の損害賠償を求めて千葉地裁に提訴していたことが報じられる。同日に第1回口頭弁論が開かれ、被告側はいずれも棄却を求めた。

2019年11月22日 「男子生徒が、在学していた横浜市立中学校でいじめを受け、2年だった2017年12月から中学校卒業時まで不登校になった」として2018年5月に調査委員会の調査報告書が出た事案について、被害生徒が「報告書の内容は実体と乖離している」として再調査を求めた。いじめは2011年度(小学校3年)、学校のアンケートによって、親族に東日本大震災の被災者がいたことが同級生に知られたことから震災をネタにしたいじめが始まった、調査は不登校になってからのことしか対象にしていない、調査書では加害者として調査対象になったのは4人だったが加害者は10人以上いる、などと訴えている。

2019年11月22日 埼玉県川口市立の高校で2016年、ソフトボール部顧問だった男性教諭が当時1年の女子部員に暴言を浴びせ、また部内でのいじめを放置し、当該部員を不登校や自律神経失調症に追い込んでいたことがわかった。川口市教委は同日までに、当該教諭を訓告処分。

2019年11月29日 大阪府吹田市立小学校で2015年~17年、2016年度当時2年だった女子児童が同級生から悪質ないじめを受けケガをしたり精神症状を発症するなどした問題で、大阪府教育委員会は同日付で、いじめに適切な対応を取らなかったとして、事件発生当時の校長(他校に異動)を戒告、当時の教頭(他校に異動したのち校長昇任)を厳重注意。「いじめ被害の訴えを放置した」などと指摘された、2年当時の担任だった男性臨時講師(68)については、任用期間が満了しているとして処分見送り。

2019年12月2日 名古屋市立小学校5年の男子児童が2019年8月頃から10月頃にかけ、同級生から計約20万円を脅し取られていたとして、名古屋市教育委員会はいじめにあたるとしていたことがわかった。

2019年12月13日 埼玉県所沢市立中学校で2017年7月、当時1年だった男子生徒が自殺した問題を調査していた第三者委員会は、「嫌なあだ名で呼ばれた」「休み時間に本を読んでいたところをはやし立てられた」「父親に入学祝いでもらった学用品を壊された」とする当該生徒へのいじめを確認したとする報告書を公表。一方で自殺との因果関係については断定せず。当該校では2018年7月にも生徒の自殺事件が起き、さらには2019年7月には生徒の同級生殺害事件が起きている。

2019年12月15日 栃木県日光市立小学校で2018年度、当時6年を担任していた男性教諭が、受け持ちクラスの児童がいじめ被害を訴えた文章をそのまま教室に掲示していたことがわかった。授業の課題としていじめに関する作文を書かせた際、児童がいじめ被害を訴えたものの、教諭は指導などをせずにそのままほかの児童の作文とともに貼り出した。

2019年12月16日 山口県下関市立小学校の女子児童がいじめを苦にして2019年12月上旬に自殺未遂を起こしていたと報じられる。児童はいじめを受けて2019年10月から「死にたい」などともらし不登校状態になっていた。学校側はそのことを把握しながら「軽微な事案」扱いで放置していた。

2019年12月20日 「佐賀県鳥栖市立中学校に通っていた2012年、同級生からいじめを受けてPTSDを発症した。学校側はいじめを放置した」として、当時同校1年だった男子生徒が加害生徒と鳥栖市を相手取り訴えていた訴訟で、佐賀地裁はいじめの一部について認めPTSD発症との因果関係も認めて約400万円の損害賠償を命じたものの、大半のいじめ行為の訴えを退け、また鳥栖市への請求を棄却した。原告側は「不当判決」と判断して控訴意向を表明。

2019年12月23日 大分市立中学校1年の女子生徒がいじめを苦に自殺未遂を繰り返していたことがわかった。当該生徒は小学校6年の頃からいじめを受けていたが、小学校では「ささいな喧嘩」と扱って対応せず、進学先中学校への引き継ぎもしていなかった。中学校進学後もいじめは続いていた。

1979年以前) – (1980~89年) – (1990~99年) – (2000~09年) – (2010~14年) – (2015~18年) – (2019年) – (2020年) – (2021年~
いじめ
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