いじめ事件関連年表(2010年~)

いじめ事件に関する出来事を年表形式でまとめています。

1979年以前) – (1980~89年) – (1990~99年) – (2000~09年) – (2010年~

2010年代

2010年

2010年3月 北海道滝川市立江部乙小学校いじめ自殺訴訟で和解成立。北海道や滝川市が自殺の予見可能性を認めるなどの内容。

2010年6月7日 神奈川県川崎市立中学校3年の男子生徒が、加害者4人の実名をあげ「同級生をいじめから救えなかった」とする遺書を残して自殺。加害者グループによる同級生へのいじめが確認され、またこの生徒自身も標的にされていたことがわかった。

2010年10月23日 群馬県桐生市立新里東小学校6年の女子児童が自殺。遺書はなかったものの、自殺した児童に対するいじめがあったことが指摘された。

2011年

2011年1月26日 神奈川県小田原市立中学校で、同級生からのいじめを苦にした女子生徒がいじめ加害側の生徒に切りつける。

2011年1月27日 名古屋市立中学校の女子生徒が2003年、同級生を名指ししていじめを受けたとする遺書を残して自殺した事件で両親が「学校側の調査が不適切」として名古屋市を訴えた民事訴訟、名古屋高裁が両親の控訴を棄却。

2011年5月20日 名古屋経済大学市邨中学校いじめ後遺症自殺事件訴訟、いじめと自殺との因果関係認め学校法人市邨学園と学校関係者3人(当時の理事長・校長・学級担任)に約1490万円の損害賠償を命じる判決。いじめの後遺症で自殺したと裁判で認められたのは初めて。学園側は控訴。

2012年

2012年7月4日 滋賀県大津市立皇子山中学校の男子生徒が2011年10月に自殺した事件で、調査にあたった学校や大津市教育委員会が「自殺した生徒へのいじめがあった」と生徒からの複数の証言がありながら、再調査せずに握りつぶしていたことが発覚。

2012年8月10日 鹿児島県出水市立中学校2年だった女子生徒が2011年9月に自殺した事件で、遺族側の独自調査で、自殺した生徒が生前にいじめを受けていたとする証言が複数見つかったと報じられた。

2012年8月 いじめの被害を受けてケガをしたり後遺症で精神症状を発症したなどとして、被害者が警察に被害届を出す例が全国各地で相次ぐ。

2012年9月13日 埼玉県川越市立中学校の男子生徒が入学直後から同級生3人から継続的ないじめを受け、同校2年だった2012年1月に集団暴行を受けて意識不明になり、2012年9月時点でも意識不明状態が続いていることがわかった。

2012年9月21日 兵庫県川西市内の兵庫県立高校に通っていた2年男子生徒が2012年9月に自殺し、同級生からのいじめがあったと指摘された問題で、この学校の教諭が授業中「遺族は学校を潰そうとしている」「体育祭や修学旅行があるが、それもどうなるかわからない」「遺族には申し訳ないが、同情する気はない」などと暴言を吐いていたことが判明。

2012年10月2日 群馬県前橋市立中学校在学中の2007年にいじめを受け不登校になりPTSDや対人恐怖症などを発症したとして、同校卒業生の女性が訴えていた民事訴訟、前橋市が解決金100万円を支払う内容で和解成立。

2012年10月18日 関西外国語大学(大阪府枚方市)アメリカンフットボール部に在籍していた2007年当時、先輩部員から執拗ないじめを受け、いじめから逃れるために学内の部室棟から飛び降り後遺症を負ったとして、神戸市在住の元部員が先輩部員を訴えた民事訴訟で、神戸地裁は先輩部員に対し1560万円の支払いを命じる判決。

2012年11月9日 石川県加賀市立小学校1年だった2007年から同2年の2008年にかけていじめを受けて登校できなくなりPTSDと診断された、また担任教諭も十分な対応を取らなかったとして、被害にあった女子児童が同級生9人とその保護者および加賀市を相手取って訴えた訴訟で、金沢地裁小松支部は11月9日、いじめを一部認定した上でPTSD発症との因果関係も認定し、3人の児童の保護者と加賀市に対し約700万円の損害賠償を命じる判決。

2012年12月8日 東京都世田谷区内の私立中学校に通っていた女子生徒が自殺。背景にいじめがある可能性が指摘された。学校側は2013年2月にいじめを認める。

2012年12月19日 岐阜県瑞浪市立瑞浪中学校いじめ自殺事件(2006年10月)で両親が加害者とされた生徒らを相手取って起こした民事訴訟、名古屋高裁は一審岐阜地裁判決を支持、いじめを認定せず両親の控訴を棄却。

2013年

2013年2月18日 香川県綾川町立中学校に通う外国籍の1年男子生徒が同級生から暴行を受け重傷を負ったとして、両親が香川県警に刑事告訴。背景に人種差別的ないじめがあったとされる。

2013年2月 和歌山県田辺市立中学校1年の男子生徒が2012年12月15日に自殺を図り、寝たきりの状態が続いていることが報じられる。

2013年4月4日 兵庫県の私立高校に通っていた娘がいじめ被害にあったことを訴えるブログを書いていた母親に対し、学校側が「いじめは事実無根で、名誉毀損」として刑事告訴していたことが分かった。この事件では被害者側が学校側を相手取り民事提訴している。

2013年6月 石川県内灘町の小学校で2011年10月、父親が「娘がいじめを受けた」として教室に乗り込み、いじめに関与したと思い込んだ男子児童(いじめ関与の事実は確認されず)を殴ったとして傷害罪に問われた事件で、最高裁は父親の上告を棄却。罰金30万円とした一審・二審判決が確定。

2013年6月 いじめ防止法が国会で成立。一方で厳罰化や道徳教育偏重などとして、一部野党や日弁連からは懸念が示される。

2013年7月10日 名古屋市南区の名古屋市立明豊中学校2年の男子生徒が7月10日に「複数の人から死ねと言われた」などいじめ被害をほのめかすメモを残して自宅近くのマンションから飛び降り自殺。担任の女性教諭(31)が、生徒からいじめの相談を受けながら、いじめに加担するような発言をして放置した疑惑が指摘された。

2013年7月10日 栃木県栃木市立小学校で3年を担任する女性教諭(30代)が、市が実施したいじめアンケートに対して、「いじめがある」と回答した児童を呼び出して「いじめではない」などと発言して書き直しを迫るなど、申告が多くならないよう児童に指示した上で回答させていたことが同日までに発覚。

2013年8月16日 奈良県橿原市立中学校2年の女子生徒が2013年3月に自殺した問題で、学校が実施したアンケートにいじめを目撃したとする記述が約40件あったと遺族が公表。学校側はいじめと自殺との因果関係を認めず、口封じのような対応を取ってきた。

2013年8月21日 長崎市立小学校6年の女子児童が2013年7月に自殺を図って意識不明になり、背景にいじめが指摘された問題で、長崎市教委は同日までに児童が死亡したことを発表。詳細な死亡時期や死因は遺族の意向で非公表とした。

2013年8月23日 山形県立酒田光陵高校で生徒が校舎から転落してケガ。この生徒へのいじめがあった可能性があると指摘される。

2013年8月28日 香川県立高松北中学校(中高一貫校)で2013年6月に生徒が校舎から転落死した事故で、香川県教委はいじめも「体罰」も確認できなかったと発表。一方でいじめをうかがわせるような証言もあったが「再調査の結果伝聞情報と判断した」とし、また「体罰」については「部活動顧問が生徒の胸ぐらをつかんで押し付ける行為はあったが、『体罰』ではないと判断した」とした。

2013年11月21日 さいたま市立小学校2年だった2010年、当時の担任教諭から暴力や暴言などのいじめを受けて不登校になりPTSDも発症したとして、被害にあった女子児童がさいたま市や担任教諭・校長などを相手取り計約543万円の損害賠償を求める訴訟を提訴。

2014年

2014年1月7日 山形県天童市立第一中学校1年の女子生徒が自殺。いじめ被害を訴える遺書が見つかる。

2014年1月21日 岐阜県垂井町立小学校に通っていた男子児童が学校でいじめを受けたうえ、抵抗するといじめは不問にされて「一方的に暴力を振るった」と扱われたために、「暴力少年」などと事実と異なる風評が広まって精神的苦痛を受け転居・転校を余儀なくされたとして、被害児童と両親が同町に対し、約1100万円の損害賠償を求める訴訟を岐阜地裁大垣支部に起こした。

2014年8月 千葉県我孫子市立中学校1年の女子生徒が、学校でのいじめを苦に2度にわたり自殺を図った。この生徒への陰口やLINEへの中傷書き込みが確認された。

2014年9月25日 埼玉県北本市立中学校2年だった女子生徒が2005年に自殺したのはいじめが原因として、両親が北本市と国に計約7670万円の損害賠償を求めた訴訟で、最高裁第一小法廷が両親の上告を棄却。いじめを認定しない判決が確定。

2014年10月21日 熊本県和水町立中学校3年だった男子生徒が2012年に自殺し、背景にいじめが指摘された問題で、生徒の両親が「学校でいじめが防止されず放置されていたのは町の責任」などとして、約1100万円の損害賠償を求めて熊本地裁に提訴。

2014年10月22日 熊本市内の熊本県立高校に通っていた当時1年の女子生徒が2013年8月に自殺し、背景にLINEを通じてのいじめがあったことがわかった。熊本県教育委員会が同日に事実関係を発表。

2014年12月3日 福岡県みやこ町立中学校2年だった男子生徒が2012年、校内で当時3年の上級生から暴行を受け右目を失明したとして、被害生徒と家族が加害生徒と町を訴えていた訴訟で、福岡地裁行橋支部は加害生徒に約5200万円の損害賠償を命じる判決。

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2015年

2015年4月 栃木県佐野市で、子どもを同じ小学校(小規模校)に通わせる母親2人が1週間の間に相次いで自殺。自殺した2人の母親は、それぞれの子どもが学校でいじめられ不登校になったと訴えたことをきっかけに、同じ学校に子どもを通わせる保護者から保護者同士のいじめの標的にされる「ママ友いじめ」を受けるようになっていた。「ママ友いじめ」の首謀者格となっていた母親は、地元中学校の教師だと指摘された。

2015年7月5日 岩手県矢巾町立中学校2年の男子生徒が、いじめを苦にして自殺。教諭らの不適切対応が指摘された。

2015年8月 仙台市立館中学校(泉区)の男子生徒が2014年、いじめを苦にして自殺していたことがわかった。学校側は生徒の自殺を伏せ、当該生徒は「転校した」などと説明していた。

2015年9月 福島県会津地方の福島県立高校に通う女子生徒が、部活動でのいじめを苦にして自殺。

2016年

2016年2月 仙台市立南中山中学校(泉区)の男子生徒が自殺し、背景にいじめが指摘される。

2016年2月23日 指導していた部活動で「上級生が下級生へのいじめでケガをさせた際に、暴行を隠すよう指示する」「いじめに関与した生徒を部活動大会に出場させないよう校長に指示されたが従わなかった」などのいじめ隠蔽行為を繰り返したとして、兵庫県教委は同日付で、姫路市立中学校の教諭を停職6ヶ月の懲戒処分。

2016年8月19日 青森県東北町立上北中学校1年の男子生徒が自殺し、いじめがあった可能性が指摘される。

2016年8月25日 青森市立浪岡中学校2年の女子生徒が、いじめを苦にする遺書を残して自殺。

2016年11月 原発事故の避難者で横浜市立小学校に通っていた男子児童が、避難者であることを理由にいじめを受け、暴力や恐喝などの被害を受けていたことが報じられる。

2016年11月以降、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故(2011年3月)の影響で被災地から他地域に避難した児童生徒に対する「震災いじめ・原発避難いじめ」の問題が社会問題化。「震災いじめ」と思われるものは発災直後の2011年より報告事例があったものの、横浜市でのいじめ事件発覚を機に大きく取り上げられるようになった。

2016年11月23日 原発事故の避難者で新潟市立小学校5年の児童が、担任教諭から「菌」と呼びかけられる事件が発生。かねてから避難者であることを理由に同級生から「菌」などと呼ばれるなどのいじめを受けていたと訴えていた。

2017年

2017年1月27日 福島県須賀川市立第二中学校1年の男子生徒が自殺。この生徒へのいじめがあったと指摘される。

2017年4月26日 仙台市立折立中学校(青葉区)2年の男子生徒が自殺し、背景にいじめが指摘される。

2017年6月25日 新潟県新発田市立中学校2年の男子生徒が自殺。生徒は自殺直前「自分が教室に入ると雰囲気が変わる。仲間はずれにされている」など、いじめ被害をほのめかす内容を話していた。

2017年9月 埼玉県川口市立戸塚中学校で3年男子生徒がいじめを受け不登校になっていたことが報じられる。所属していたサッカー部での同級生からのいじめのほか、サッカー部顧問教諭からのいじめ同然の不適切対応も指摘された。

2017年11月16日 湘南学院高校(神奈川県)1年だった2014年に、同級生からのいじめを苦に自殺未遂を図り後遺症が残ったとして、女子生徒が加害者とされる同級生や学校側を相手取って訴えた訴訟で、最高裁が上告を棄却し、同級生や学校側の責任を認めない判決が確定。

2017年12月 埼玉県鶴ヶ島市立小学校6年の女子児童が自宅の窓から転落死し、飛び降り自殺を図ったとみられる事案について、この児童へのいじめがあったことがわかった。学校側は「5年にいじめがあったが解決した」と認識していたが、実際は6年進級後も続き、SNSで中傷書き込みがあったなどと指摘された。

2018年

2018年1月22日 福井県敦賀市立松原小学校で、6年生の学年主任の教諭(40代)が特定の児童に対して暴言や嫌がらせを繰り返し、敦賀市教育委員会が調査と指導をおこなっていることが発覚。

2018年1月25日 新潟県立高校で、女子生徒が同級生の男子生徒に対していじめ行為をおこない、その様子を動画撮影してネットにアップしていたことが発覚。動画を見た人が学校を特定して当該校に情報提供し、学校と新潟県教育委員会が調査を始めた。

2018年4月 2015年に名古屋市立中学校で起きたいじめ事件に関して、被害生徒側が警察への相談を検討していることを知った名古屋市議が、学校側に対して「警察への相談を止めることができる」と伝えていたと新聞報道される。

2018年5月14日 埼玉県立高校2年の女子生徒が2017年3月に自殺した問題について、第三者審議会は、上級生だった男子生徒とその妹がネット上で女子生徒への不適切な書き込みをおこなったことを指摘し、男子生徒らの行為をいじめと認定する報告書を出した。

2018年5月17日 熊本県北部の熊本県立高校3年の女子生徒が自殺を図り、翌日死亡。「よー学校これるね」とか「死ねばいい」などと同級生たちから言われたことなどが記された遺書が見つかる。

2018年6月7日 東京都葛飾区立新宿にいじゅく中学校3年の男子生徒が2014年4月に自殺した事案をめぐり、葛飾区は「自殺した生徒に対して、同じ部活動の生徒がおこなった行為はいじめに相当する」とした見解を発表。この問題では第三者委員会が「水をかけられたりスボンを脱がされそうになったという行為を認定しながら「いじめには相当しない」とする見解を出したが、その見解を否定した形に。

2018年9月26日 長野県教委が実施したいじめ調査で「いじめゼロ」と報告があった学校について、県教委が一部学校の状況を確認したところ、いじめについて学校独自の基準を設けて、本来はいじめ認定基準に該当する案件を認定しないようにしているなどの行為が複数校で確認されたと報じられた。

2018年10月9日 埼玉県川口市立中学校の男子生徒が、2016年から17年にかけ、いじめを苦にして計3度自殺を図っていたことが報じられる。いずれも未遂で、一命は取り留めた。

2018年10月10日 埼玉県草加市立中学校で2012年、当時2年生だった男子生徒が同級生からいじめを受けて校舎からの飛び降りを強要され後遺症が残ったとして、被害生徒側が訴えた訴訟で、最高裁は加害生徒側の上告を棄却。加害生徒4人に対して約1200万円の損害賠償を命じた二審東京地裁判決が確定。

2018年10月11日 新潟県新発田市の教育長が、市内中学校いじめ自殺事件での遺族側への対応の際、父親に「お前」と呼びかける不適切発言をしていたとして辞意を表明。教育長は元小学校教諭で、小学生時代の父親の担任だったという。「当時の関係で呼びかけてしまったが不適切だった」としている。

2018年10月12日 沖縄県豊見城市立小学校4年の男子児童が2015年に自殺した問題で、遺族側が豊見城市といじめ加害児童の保護者5人を相手取り民事提訴。

2018年11月6日 東京都八王子市立中学校に通っていた2年の女子生徒が2018年8月に自殺を図りその後死亡していたことがわかった。生徒は1年の時に、所属していた部活動でいじめを受け不登校になり、2年時に転校したが、1年時のいじめを苦にしていたとするメモを残していた。

2018年11月9日 兵庫県姫路市立中学校柔道部で2015年に起きたいじめに関連して、いじめを隠蔽したとして停職6ヶ月の処分を受けた教諭が、処分を不服をして訴えた訴訟、一審神戸地裁では棄却されたものの、二審大阪高裁で一部認容し、処分の取り消し慰謝料55万円を命じる判決。

2019年

2019年1月9日 東京都品川区立中学校1年の男子生徒が2012年9月に自殺したのはいじめが原因だとして、遺族が加害者とされる元同級生や品川区・東京都などを相手取り訴えていた訴訟で、和解が成立。

2019年1月19日 仙台市で2018年11月、母親と小学校2年の娘が死亡し、母親が無理心中を図ったとみられる事件で、児童の父親が記者会見。「娘は通っていた小学校(仙台市立寺岡小学校)でいじめを受けていた。学校側の対応も不十分で、母親も体調を崩して無理心中につながった」と訴えた。

2019年2月5日 山口県光市内の山口県立高校2年だった男子生徒が2016年7月に同県周南市で自殺した問題で、いじめ調査検証委員会は同日、同級生からのいじめがあったと認定する報告書を公表。また、雑用を押しつけるなどした教職員の行為についても「いじめに類する行為」と指摘。

2019年2月15日 千葉県松戸市立常盤平第一小学校で2016年5月、いじめ・暴力を受けて抵抗した児童(当時4年)に対し、担任教諭がいじめ加害側の児童に「やり返せ」と指示し、加害側の児童が被害児童を殴っていたことがわかった。被害児童がいじめを訴えても担任教諭と教頭がいじめを不問にして被害児童を怒鳴りつけ、「やり返さないのがルール」などと吊し上げるなどした。被害児童はその後2019年時点でも不登校状態が続いているという。

2019年2月18日 新潟市の私立新潟青陵高校で、1年生の男子生徒と同校中退者の計10人が、新潟市内の海岸で同級生2人に集団暴行を加えていたことが発覚。加害者が動画をネットにアップし、閲覧者から学校に連絡があった。

2019年2月19日 「福島県の私立聖光学院高校の柔道部員だった2014年~15年当時、同級生3人からいじめを受けて抑うつ症状を発症した」として被害者が訴えた訴訟で、福島地裁は訴えを認め、加害者3人に対して約166万円の損害賠償を命じる判決。

2019年2月19日 大津いじめ自殺事件の民事訴訟、大津地裁は元同級生3人のうち2人に対して計約3700万円の損害賠償を認める判決。

2019年2月20日 「熊本市立帯山中学校在学中、同級生3人から暴力・暴言・給食につばを吐きかけられるなどのいじめを受け、同校3年だった2014年に自殺未遂を図るなど精神的苦痛を受けた」として被害生徒が加害生徒3人を相手取り500万円の損害賠償を求めた民事訴訟で、熊本地裁で和解が成立。被害生徒側が指摘した24項目のいじめのうち18項目について加害者側が認め、精神的苦痛を与えたことを謝罪し、和解金(金額非公表)を支払う内容。

2019年3月8日 群馬県立高校2年の女子生徒が2019年2月1日に自殺した案件について、当該生徒がいじめ被害を訴えるメモを残していたことが明らかになる。

2019年4月 埼玉県川口市立芝中央小学校で、同年3月に卒業した当時6年の女子児童が同級生から集団でトイレに閉じ込められる・蹴られる・外国出身だったことで人種差別的な暴言を浴びせられるなどのいじめを常習的に受けていたが、学校側に被害を訴えても校長や教頭をはじめ学校側は加害者をかばう対応を取っていたことが報じられる。

2019年6月12日 大阪府吹田市立小学校で、2019年時点で5年の女子児童が1~2年時の2015年~16年に同級生5人からいじめを受け、骨折や心因性の視力障害・PTSDを発症していたことがわかった。いじめ被害を訴えても当時の担任教諭が放置したなどと指摘されている。

2019年6月13日 三重県教育委員会は、県立高校で2018年5月に当時2年の女子生徒に対するいじめ事案があり、被害生徒が1年にわたって不登校状態となっていることを公表。

2019年7月3日 岐阜市立中学校3年の男子生徒が自殺。いじめを苦にして自殺すると読めるメモが生徒の自宅から発見された。

2019年7月25日 茨城県取手市立中学校で2015年に発生したいじめ自殺事件に関連して、茨城県教育委員会と取手市がそれぞれ、教員や職員に対して懲戒処分をおこなった。学級経営の中でいじめを誘発する行動を取ったとして担任教諭を停職1ヶ月、事件を隠蔽する対応を取ったなどとして校長や市教委担当者などをそれぞれ減給処分。

2019年8月24日 タイで69歳男性が、高校の同窓会の際、「約53年前の高校時代・16歳当時にいじめられていたことへの報復」としていじめ加害者の元同級生を射殺。

2019年9月5日 東京都葛飾区立中学校の女子生徒が、江戸川区立中学校に通う中学生とみられる十数人のグループに取り囲まれ、跳び蹴りをされたり性的行為をされるなどの暴行を受け、映像がツイッターで拡散されたとして、警視庁が捜査し、また葛飾・江戸川両区の教育委員会も調査していることがわかった。事件は2019年5月に江戸川区内で発生したとみられ、加害者と被害者はかねてからの知り合いだったとみられる。

2019年9月6日 三重県志摩市で2019年7月3日、1年時にいじめを受けて不登校状態になっていた志摩市立中学校3年男子生徒が自殺していたことがわかった。

2019年9月8日 埼玉県川口市立中学校在学中の2016年~17年にいじめを受けて3度自殺未遂を図っていた男子生徒(高校1年)が、いじめでの学校や教育委員会の対応を批判するメモを残して自殺した。

2019年10月4日 神戸市立東須磨小学校に勤務する教諭4人(40代女性1人、30代男性3人)が、同僚の20代教員4人(男性2人・女性2人)に対して集団いじめ・パワハラ行為を繰り返し、うち1人の教員を休職に追い込んでいたことが発覚。体調を崩して2019年9月より休職に追い込まれた20代男性教諭は、加害者グループから▼「ボケ」「カス」などの暴言を繰り返し受ける▼所有する車を傷つけられたり、飲み物を故意にこぼされるなどして汚される▼LINEで別の教員に対して、性的なメッセージを送るよう強要される▼羽交い締めにされて激辛カレーを無理やり食べさせられたり、目にカレーを塗られるなどする▼ロール紙の芯で殴られる――といった暴力行為を繰り返し受けたという。

1979年以前) – (1980~89年) – (1990~99年) – (2000~09年) – (2010年~